【2023シーズン 第3節 VS横浜Fマリノス】復活の兆し、あり。
悔しい敗戦から1週間。
王者マリノス戦はよく言えば王者相手にアウェーで勝ち点獲得、しかし勝ちきれなかった何とも言えないゲームでしたね。
今回も試合の振り返りをやっていきます!
【両チームのフォーメーション】
出典:スポーツナビ
選手交代
後半0分
東→志知
後半25分
ベンカリファ→中野
1.電光石火の一撃~復活の背番号24~
先手を取ったのは広島。
前線からのプレッシングからサイド起用の満田へ。低い弾道のクロスから東のスライディングシュートで先制!昨年はけがに苦しみ、一昨年は良いポジショニングをしていながらなかなか得点が奪えず。3節というリーグ序盤、そしてチームが苦しい時に東のゴールは熱いですね!
何より前線の守備から崩して流れから得点、昨年の良い形がまた戻ってきたのもポジティブな要素でした!
2.満田のサイド起用の是非
さて先制点を演出した満田ですが、サイド起用は正解だったのでしょうか?
個人的にはやはりシャドー(中央)起用が良いかな、という気がします。何でもできる彼ですが、中でも際立つ良さは「シュートセンス」と「プレスの上手さ」だと考えています。ゴールから離れたサイドだと彼のシュートを見る機会は当然ながら減ってしまいますし、彼をクロッサーにするのは勿体ない気がします。
また、プレス職人の彼はエウベルのような能力ある選手とマンツーでマッチアップさせるのではなく、前線からのプレスでロングボールを蹴らざるをえない状況を作り出して鉄板3バックではじき返してマイボールにする…これがサンフレッチェ広島の守備スタイルではないでしょうか(昨年はずっとこれを徹底していたと思う)。
3.王者相手にここまでやれるのだから。
新潟戦の敗戦から、よくここまで持ち直したと思います。
マリノスの強力な攻撃陣を1失点で抑えられたのは、間違いなく広島の守備陣のポテンシャルがあったからこそです。大迫のスーパーセーブもありましたし、3バックの献身的な守備もありました。
得点も一連の流れの中から崩してゲットしたもの。ポジティブにとらえていいでしょう。
足りないのは本当に勝ち点3だけ。
「内容はいいのに勝ちきれない」…この悪循環は早く断ち切ってもらいたいですね。
次節は新スタイルに挑戦中のガンバ大阪戦です。
身内の影響で開幕から2試合はガンバの試合も観戦しましたが、状況はサンフレッチェととても似ていると感じます。
そう、「内容はいいのに勝ちきれない」点です。
どちらが先に勝ち点と自信をつかむか。大切な1戦となります。
ガンバの新戦力は素晴らしい選手ばかりで、特にボランチのネタラヴィ選手は広い視野とキープ力、クリーンにボールを刈り取る力もあるスーパーな存在です。
4.番外編:本格的な声出し応援が戻ってきた!
今回は現地・ゴール裏にて観戦しましたが、金曜日ながら両サポーターは素晴らしい熱量でスタジアムを盛り上げていました。
映像で見る面白さもありますが、やはり現地でしか感じられないものもあります。
ワールドカップや三笘薫選手の活躍からサッカー観戦に興味を持たれた方もいると思います。是非、近くのJリーグチームの試合を現地で見て頂きたい。
飛び交う応援、素晴らしいプレーに対する歓声、独特の雰囲気を味わえますよ!
そろそろ欲しいぞ勝ち点3…次回もお願いします!